
コンテンツは一人では作れない
ブログやメルマガなど、コンテンツ作りには欠かせないマインドセットについて書きます。
今回の話はとても重要です。
ネタ作りが順調に進むかどうか、すべてこのマインドセットにかかっていると言ってもいいくらいです。
それが、「誰に向けてコンテンツを作っているのかをしっかり意識できているか」ということ。
詳しく言うと、この内容を打ち込んでいる今、僕は
これからそう遠くない未来に、僕の理念に賛同してくださって、コミュニティに参加してくれているメンバーを想定して書いています。
つまり、ただキーボードを打ち付けているのではなく、
その内容を、たくさんのメンバーの方々を思い浮かべ、その人たちに向けて語りかけるように書いているのです。
中途半端ではなく、そこに臨場感をもって、一人一人のリアクションや、質疑応答などをリアルにイメージしながらです。
すると、自然とそこには「対話モード」の雰囲気が漂ってきます。
人の脳は、対話モードの時、どんどん伝えたいことが沸き起こってくるのです。
イメージで言うと、右脳がどんどん活性化する感じです。
僕はどうしても「左脳モード全開」の時って、なかなかアイデアや書くネタが出てこないんですよね。
そういう時は、とにかく「対話モード」になるように設定します。
話し相手がいるときは、たくさん話します。すると、湯水のように言葉が出てきます。
話し相手がいないときも、なるべく臨場感を上げて、対話する相手をイメージしたり、
コミュニティメンバーがセミナー会場にいて、その方たちとコミュニケーションをとっている、
そんなイメージをします。
対話モードは「一人」がいいのか、「たくさんの人」とがいいのか
そこで、まず思い浮かべる「人」は、一人がいいのか、それとも「複数の人たち」がいいのかということですが、
どちらでもいいと思います。
僕は、コミュニティという意識が強いので、どちらかと言うと「コミュニティメンバ-全員」というイメージで語り合っています。
もちろん、「一人」の人との対話モードの方が、よりその人をイメージしやすいので、臨場感が上がりやすいです。
例えば、僕が初めてコンサルをした方は、今でもリアルにイメージできますし、
対話モードの内容もすごく鮮明に残ります。
一方どうしても複数の人たちとなると、その人たちに共通した話題を探し出すのは大変ですし、
そもそも、数が多くなると臨場感が薄れるんですよね。
もちろん、僕はまだ明確なコミュニティを今現在は持っていませんので、どうしても臨場感が上がりずらい時も多いです。
そういう人は、まず「一人の人」と徹底的に対話してみるのがいいと思います。
僕は、コンテンツによって「一人」に語りかけるか、「メンバー全員」に語りかけるか使い分けるようにしています。
何より、そういう「対話モード」がない時は、コンテンツを作り出すのがすごく困難になります。
人が反応している姿をリアルにイメージしながら書く
今、この文章を書いている間にも、
想定しているメンバーが、僕の言葉に反応し、何か学びとってくれている様子をできるだけリアルにイメージしています。
そして、質問を受けて、それに答えている自分の言葉そのものを、文章として打ち込んでいたりします。
実は、書いているその背景に、多くの人を思い浮かべるという作業は、書き手のステージを高めるのに大いに役に立ちます。
書いている内容が、一体どこに向かっているのか?
それが、単に書き手の私利私欲のためのものなら、その背後にいる人たちは、
搾取されるだけの存在にすぎません。
つまり、だた一時のお客さんというイメージでしかないのです。
逆に、書いているコンテンツが、多くの人の役に立ち、それによってその人たちの人生に大いにプラスになる、
そうイメージできるのは、その背後にたくさんの人たちをイメージして、その人たちの幸せや成長を思い描けるからです。
そういう人は、ステージが高い人だと言えます。
僕が常々、コピーライティングはメンタルな作業だと言っているのは、
コピーライターに求めらる資質が、いかに多くの人の心を鷲掴みにするか、が求められるからです。
つまり、「文章に魂が宿る」かどうかは、テクニック云々なのではなく、「人を幸せに導く」という臨場感がどれだけあるか、にかかっています。
コンテンツ作成時に、どれだけ多くの人々をイメージし、その人たちに共通した話題を見つけ、
その解決策を語りかけるように書いていくことが、そのままコピーライターの資質を向上させる修行にもなるのです。
イメージの限界をさらに拡大させるには?
僕が今、明確に行っているのが、「将来のコミュニティメンバーとの交流」によるコンテンツ作成です。
つまり、このコンテンツは、あくまで僕の想定する未来のたくさんのコミュニティメンバーに向けて書かれているというイメージです。
今回の話の肝になる部分です。
つまり、コンテンツ作成において、誰を想定して書いているのかが不明確な時ほど、文章に魂が乗らない感じがするのです。
これは、人のコンテンツを読んでいる時も、よく分かります。
「ああ、この人はたくさんの読者を想定して書いているな~」と思えるコンテンツは、
やはり読んでいて楽しいですし、話に引き込まれますよね。
一方で、どうも独りよがり感の強いコンテンツもあります(というか、そういうコンテンツの方が多いのが現状です)
これは、有名だとか、無名だとかは関係ありません。
先にも書いた、「人生のステージ(成長段階)」は、人によって違います。
有名だから、ステージが高いとかは関係ありません。
現に、有名人がいつの間にか人生破滅しているケースって普通にありますからね。
さて、そこで僕のようにまだ明確にコミュニティができていなくて、想定して書いているという人向けに、
究極のイメージ力UP法をお伝えします。
正直、これはまだ僕自身も、臨場感をもってやれている訳ではないのですが、
ここまでできると、コピーライターとしてのステージが一気に高まる極秘トレーニング法ですので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。
・その「場」に自分の作ったコミュニティメンバーを呼び、
・さらにそのメンバーの一人一人が作ったコミュニティメンバーもいて、
・全員に共通する話題を探し、それについて語り合う
あくまでイメージですので、固く考えず自分が楽しくなるような、生き生きとした場を想定してください。
そういえば、こんな言葉聞いたことありませんか?
イメージの限界が、その人の人生の限界
だれの言葉か忘れましたが、以前僕が言葉の中でも、ずっと忘れずに残っています。
逆に言えば、リアルに、臨場感を高めてイメージできることは、現実化するということです。
さて、今回はできるだけ端的に、ネタ作りの際の心の在り方、マインドセットを書いてみました。
自分自身が行っていることですが、
人は、「対話モード」の時、右脳全開モードになります(少なくとも僕の感覚では)。
人を想定し、人と語り合いながら書く、というメンタル作業ですが、
慣れてくると楽しくできます。
ネタ作りの際のマインドセットとして、ぜひ習慣化してみてください。
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。